「ペンエンド認定医とは」
正しくはPESCJ(ペンエンドスタディクラブインジャパン)認定医という名称です。
残念ながら現在、日米間の根管治療・歯内療法臨床における格差はどの切り口から見ても小さいとはいえません。
米国では根管治療は歯内療法専門医が担当することが多いのですが、日本では専門医制度がないこともあり世界標準のルールに則った根管治療が日本の標準になっていません。この差を埋めることを目的とした教育プログラムがPESCJというプログラムでペンシルバニア大学歯内療法学科とPESCJとのコラボレーションプログラムです。
日本ではまだ数人しかいない米国歯内療法学会認定医で歯内療法専門医である石井宏先生指導の元、北米式専門医養成プログラムを採用した日本国内唯一の教育プログラムです。このカリキュラムを修了した根管治療・歯内療法の専門医グループがPESCJなのですが、その中で筆記試験、口頭試問、実習試験を高い水準で合格する等様々な規程を満たした上で根管治療・歯内療法のトピックに関するプレゼンテーションと症例のケースプレゼンテーションを行い合格した根管治療・歯内療法の専門医グループに認定された歯科医師です。
またペンエンド認定医は日々の診療のみならずその活躍が学会等でも認められ、学会をはじめとして歯科医師を対象としたセミナー、執筆活動、根管治療・歯内療法専門医として臨床、など根管治療・歯内療法分野において多岐にわたり活躍しております。