2019年4月28日に台湾の高雄市にて上松丈裕先生が所属する青森歯科医師会と高雄歯科医師会の学術交流会が行われました。
当日は高雄市歯科医師会会館の落成式も行われその歯科医師会館での初めで行われる学術大会となり台湾と青森よりそれぞれ3名づつの演者が講演を行いました。青森県歯科医師約30名と多数の地元の高雄市の先生が参加し熱気ある交流会でした。
今回私は日本の歯内療法の現状とPenn Endo Study Club in Japan(以下PESCJ)の紹介というタイトルで講演させていただきました。
講演の内容としては
- 日本における歯内療法の現状(成功率)
- PESCJの紹介と活動内容の報告
- 基本的コンセプトの重要性
- ラバーダム防湿について
上記4点についてお話させていただきました。
私にとっては初めての国外でのプレゼンだったので緊張しましたが、PESCJの活動内容の報告と世界基準の歯内療法のコンセプトを時間の許す限りお話できたかと思います。台湾の先生より日本のラバーダムの使用率の低さに関して数多く質問をいただきました。日本において改めてラバーダム使用の必要性をはじめとする基本的コンセプトを継続してアピールしていく必要性を感じました。台湾の医療制度も根管治療においては医療保険が存在しており根管治療費の適正化に関して興味があると講演終了後多数ご質問をいただきました。